当たり前の暮らしをしているのに、観光客が押しかけて来る。山深い人里離れた地に、ユニークで独特の文化を継承してきた、少数民族。(200種族！信じられない！) その中でも、首に輪っかを嵌め首を長くする女性たちで知られる、カレン族。 カレン族と言えば、銀細工でもよく知られています。 いっときの、エスニックブームの波は、すっかり引いた感がある昨今、カレン族の銀製品、アクセサリーを新たに買い付けに行く業者も激減したかしら？ 「流行り」に左右されることなく部族の手仕事をこよなく愛する人たちは多い。 日常使いの道具類は文化の語部でもあり、貴重な遺産。 このたび出品した、品は、40年ほど前に、タイのチェンマイで購入。 購入時より蓋に光を通す小さな穴が２つ有りますが、使用用途には支障は無いと思いました。 カレン族の銀の純度に関しては、定かではありません。 銀細工士に聞いてみたというルポルタージュでは、95%だという人もいれば、92.5%という人もいるとか。 確かなのは、この容器は、カレン族の手によって作られ、殆んど毎日、彼らの嗜好品のタバコやキンマを噛むために使われていた彼らの暮らしに寄り添った貴重な物の一つだということです。 意図的に、容器の中は、磨かずに出品します。 その点が気になる方には、対応可能ですので、お申し付け下さい。